#2 初めてのコンサート
#1で述べたようにSound Horizonを好きになり3年弱経ったある日、諸々の経緯があり初のコンサートにいけることになりました。
それは、「国王生誕祭休日スペシャル2010」!
2009年の生誕祭は行けずにファンレターだけ友人に託していたので、行けることがわかった時から当日までずーーーーっとそわそわしてカレンダーを毎日眺めていました。
そわそわした毎日を過ごししつつ、6/18に「イドへ至る森へ至るイド」を手にいれました。
買った時の記憶はないのですが、部屋でCDプレーヤーのスイッチをいれる所から今も覚えています。暑い日の午後でした。
初めて聴いた時、2曲目の「この狭い鳥かごの中で」に非常に感動した記憶があります。Joelleさんを存じ上げず、「なんだこの綺麗な声は…!!」と思い歌詞カードの裏側をじっくり見ました。
ただ、今までCD内で何かを断言することがあまりなかったと思っていたのですが、イドイドでは「物語は続くー」と断言したことに少し驚いた記憶があります。(プロローグマキシなので当然といえば当然ですが...)
私は後夜祭に参加予定だったので、2日弱で曲を覚えてしまわねば!という気持ちでずっとずっと聞いていました。
そして後夜祭当日...
訳あって開演時間ギリギリに到着してしまい、一番近い入り口から入れてもらう始末...(ご迷惑おかけしました)
薄暗い代々木体育館内、湿気のような独特な匂い、周りの人の高揚感、非日常の雰囲気、どれもが初めてのことで、これからあのSound Horizonの生演奏と生歌が聴けるなんて信じられない気持ちでした。
開演に先立っての説明が終わり、数分待ったでしょうか、突然イドイドの前奏のピアノの音がなります。そこから会場は一気にヒートアップしてSound Horizonの物語が始まりました。
以下忘れないようにメモです。
・CDよりエフェクトが強いように聴こえた
・「見上げれば」の「れ」の音が少しずれていた
・観客巻き込んだゲームで指名された座席の人がたまたまいなかった
(幼ごころに「空席でrevoさん傷ついていないかな」と思った。)
・霜月さん高音の出し方変えた
・緋色の風車でかおちゃん最後詰まって「ごめんねー!!」っていってた
ライブの記憶って、DVDが出たら段々とそっちに書き換わってしまいそうで、、それが怖かったので10年経った今少しだけ記載しておくことにします。
10年経って思うことは、やっぱり初めてのコンサートは本当に特別で、思い出すと切なくなるということです。
未だに表参道に行くときは国王生誕祭を思い出し、代々木体育館を見ると走って入場した夕暮れの風景を思い出します。
その後何回かコンサートには行っているのですが、やはり初めてというのはコンサートというのは今でも特に記憶していて、思い出すと胸が苦しくなるくらい大切な思い出です。
最近はaround15周年ということで、久々にまたコンサートに行けるのではないかとわくわくしています。
最後にいったコンサートは10周年のコンサートだったのか。。月日が経つのは本当に早いですね。
あの時revoさんの音楽をたまたまでも知ることができて、今でもこうやってrevoさんが音楽を作り続けてくれていることが本当に嬉しいです。
#1 Sound Horizonを好きになったきっかけ
Sound Horizonを好きになってから14年目にはいりました。
今日から出来るだけ時間を作ってSound Horizonに関するブログを書いていきます。
というのも、昨晩ふと今まで集めたグッズやCDを見返したところ、グッズを手にいれた当時の気持ちがとても鮮明に思い出されて、またわくわくして嬉しかったんです。
きっと、今後もCDを手にするたびわくわくすると思います。その時の気持ちを忘れたくなくて、出来るだけリアルな気持ちを残しておこうと思いブログを始めることにしました。
ので、昨日思い出した記憶を乱雑ですが残しておこうと思います。
*2007年の夏の日
モバゲーというsns全盛期だった当時、たまたま飛んだ知らない人のページの自己紹介欄に
「好きな音楽 :Sound Horizon」と書いてありました。
当時の私が聞いていた音楽は大塚愛や宇多田ヒカル、好きな芸能人は山下智久という典型的な中学生でした。
ですが、なぜかSound Horizonという文字列が気になり、調べてみることにしたんです。
するとトップにヒットしたのが「エルの楽園 [→ Side:E →]」でした。(当時一番人気だったようです)
何の気なしにクリックしたその瞬間から、Sound Horizonが人生の一部になっていきました。
一瞬でRevoさんの作るメロディーラインの虜になり、何回も何回もMVを見返しました。なんと表現するのが正しいかわかりませんが、とにかく虜になってしまったのです。
すぐに当時リリースされていたElysionとRomanを購入しました。
ページごとに色が違う歌詞カード、文字が数字になって穴が空いている歌詞カード...どれもが新鮮で、新しい曲を聴くたびにどきどきして嬉しかったです。
今のようにサブスクが無い時代でしたので、何回も何回もCDを聴きました。
なのでCD自体は未だに新品同様に保管されているのですが、外のビニールはくしゃくしゃになっています。
そうやってElysion,Romanを聞いて、RevoさんのHPのピコピコを聞いて日記の更新を楽しみにして...という風に過ごし、Moiraの発売日を迎えます。
*2008年9月Moira発売
発売して直ぐにCDショップに行き、Moiraの初回盤を手にいれました。
自分の部屋でCDコンポを起動させ、さっそく1曲目から聴いてみると、まずは音の情報量の多さに非常に驚きました。
楽器も多く、コーラスも多いし、メインボーカルも多いのです。
RomanやElysionでは1曲あたり多くても3人程度でしょうか?どちらかというとJ-POPに近いような感じでしたが、MoiraはパイプオルガンとIkeさんのナレーションから始まり、なんともかっこいいRemiさん、岩崎さんのソプラノ。
全く触れたことのない世界観でした。
今でこそ、舞台がドイツだったらドイツ語が入ると予想できるのですが、当時SH初心者の私。
ギリシャ語が使用されているなんてつゆ知らず。。歌詞が聞き取れずに歌詞カードを食い入るように読み込んだのを覚えています。
読み込むうちに、ギリシャ神話の話で双子が離れ離れになってしまったんだろうか....奴隷に売られてしまったんだろうか...という風にぼんやり考えるようになりました。
当時は考察という言葉もしらなかったので、純粋に歌詞カードに書いてあるストーリーを想像していました。
今なら舞台の背景について、人物について、メロディラインについて色々考えを巡らせますが、、(成長ですね笑)
そんなようにしてMoiraのDVDも手にいれ、段々と自身を持って「ファンである」と言えるくらい知識を得て行きました。
書いていたらMoiraを見たくなってしまったので、一旦終了とします。
エレフはRevoさん扮する似て非なる者の中で一番と言ってもいいくらい好きなキャラクターです。
Revoさんの骨格に会う髪型をされているんでしょうか。
そういえば初めてDVDを家で再生した時に、母に「Revoちゃん昔のジャージみたいなの着てるのねぇ」と言われたのを思い出しました。(笑)